本動画で知れること
freeeの機能特性を活かした効果的な月次チェックの流れの全体像
登場する機能
-
- 自動で経理
- 一番最初に未処理のチェックを
- 試算表
- 各数字から元帳へドリルダウン
- 月次推移表
- 各数字から元帳へドリルダウン
- 期をまたいでも横並びで比較可能
- 消費税区分別表
- 科目別、税区分別の表示切替が可能
- 自動で経理
freeeで一通り記帳ができるようになると次に「月次チェックをどう行えばいいのか?」と悩まれるお声をよくお伺いします。
一般の会計ソフトでは特にチェックの仕方で悩まれることは少ないかと思いますが、freeeは記帳方法が独特なので、チェックの仕方・修正の仕方にもコツが必要です。ですが、freeeの機能の特性を理解すると、チェック作業も効果的・効率的に行えます。
そこで今回は、認定アドバイザーの宮田さんに「freeeでの月次チェック作業フローのベストプラクティス」をご紹介頂きます。
<S&C流 月次チェックのベストプラクティス>
1.未処理の明細がないか確認
- 機能:自動で経理
2.BSチェック
- 試算表・月次推移表でBS科目の残高チェックを行います。各科目についてチェックの観点、使用する機能は次の通りです。freee独自のチェック方法がある科目については解説動画で詳細をご確認ください。
- 現金
- 預金
- 売掛
- 残高チェック、消込漏れ・誤りのチェック
- 機能:入金管理レポート / 解説動画:4.売掛金/買掛金のチェック、5.未決済取引消込の正しい修正方法
- 商品
- (毎月振替している場合)一度残高が0になっていること
- 固定資産
- 減価償却の概算計上の有無、資産増減ある場合は請求書と突合
- 買掛・未払
- 残高チェック、消込漏れ・誤りのチェック
- 機能:入金管理レポート / 解説動画:4.売掛金/買掛金のチェック、5.未決済取引消込の正しい修正方法
- 預かり金
- 品目ごとに残高チェック
- 借入
- 取引先ごとに残高チェック
- その他の科目
- 動きがある科目について残高チェック
3.PLチェック
試算表・月次推移表でPL科目のチェックを行います。各科目についてチェックの観点、使用する機能は次の通りです。freee独自のチェック方法がある科目については解説動画で詳細をご確認ください。
- 主なチェックの観点
- 各科目の総勘定元帳で取引内容をチェック(機能:試算表→各項目の総勘定元帳)
- 税区分の誤りをチェック(機能:消費税区分別表)
- 構成比で各種経営指標のチェック(機能:試算表の「構成比」欄)
- 粗利益率が業種の一般的な指標との乖離がないか。
- 月次で金額の大きな変動がないかチェック(機能:月次推移)
- Point!freeeは期を跨いでの月次推移も表示可能なので、期初月でも簡単にチェック可能。
-
- 年1回や季節性の経費の計上漏れをチェック(機能:試算表の「前年比較」)
- その他、科目別のチェックポイント
- 交際費・会議費:軽減税率が正しく設定されているかをチェック
- 地代家賃・保険料・支払利息:タグ毎に内訳を確認
以上が、S&Cさまが実践されている月次チェックの方法です。抜け漏れなく、かつ効率的なこの流れを、ぜひ参考になさってください。
【関連動画】
- 【月次チェック】Part.2 現金のチェック
- 【月次チェック】Part.3 預金のチェック
- 【月次チェック】Part.4 売掛金・買掛金のチェック
- 【月次チェック】Part.5 未決済取引消込の正しい修正方法
Tips提供者ご紹介
◇◇◇◇
宮田夢姫
株式会社エスアンドシー
事業推進部 COグループリーダー
創業期の会社から上場企業まで、クラウド会計ソフトの導入支援を中心に、会計数値の早期化のための仕組みづくりやバックオフィスの業務改善コンサルティングを行っている。 バックオフィスのSaaSシステムに精通し、その知識を活かした業務フローの構築に定評がある。セミナー多数登壇。
◇◇◇◇
<その他監修動画>
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。