freeeでは登録口座間の資金移動を「口座振替」として登録します。(例:A銀行からB銀行への送金など)
出金元、入金元どちらの銀行も同期している場合、両方の明細を登録してしまうと二重記帳となるため、基本的には片方の明細を無視するようご案内しています。(口座振替の基本操作はこちら)
しかし、実は明細を無視することで登録ミスや残高ずれが起こる原因にもなりうるため、freeeを活用されているアドバイザー様の間では通過勘定を使って口座振替を行う方法を採用している方が多くいらっしゃいます。(参考:5つ星アドバイザー 智原様のnote)
そこで今回は、この通過勘定を使った口座振替の方法をご紹介します。
手順1:「口座振替」口座の作成
最初に、通過勘定として使用する「口座振替勘定」口座を作成します。
「口座」→「口座の一覧・登録」画面を開き、「現金・その他」を選択します。
「資産の口座(小口現金・仮払金など)を登録する」をクリックし、口座名に「口座振替勘定」と入力します。※口座名はわかりやすければどのように設定しても問題ありません。
手順2:自動登録ルールの作成
登録した口座を使って、口座振替の自動登録ルールを作成します。
「取引」→「自動で経理」を開き、該当の資金移動の入金明細をクリックします。
「口座振替・カード引き落とし」タブを開き、振替元口座を先程作成した「口座振替口座」に変更します。
「取引登録後に自動登録ルールを編集」にチェックを入れ、必要に応じて自動登録ルールの内容を変更し「設定する」をクリックします。
このとき、次回以降同じ資金移動の明細が取り込まれたときに記帳を自動化できるよう、取引内容は「ATM」などに変更し、アクションは「振替を登録する」に設定することをおすすめします。
口座振替の出金明細については、振替先口座を「口座振替口座」に変更し、同じように自動登録ルールを作成します。
このように設定することで、今後は明細を「無視」する必要がなくなり、口座残高のずれが発生する可能性が少なくなります。
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