freeeは銀行と同期することで、銀行上の残高(実残高)とfreeeに登録している会計上の残高を一つの画面で比較することができます。
タイムラインの使い方動画
目次
1.タイムラインの使い方
1-1.同期残高と帳簿残高を確認する
1-2.残高ずれの確認・修正
2.残高がずれる主な原因
1.タイムラインの使い方
freeeとインターネットバンキングを同期している場合、タイムラインで残高ずれの発生箇所を確認し、修正することができます。
※同期機能を利用されていない場合、本機能はご利用いただけません。この場合は現預金レポートを活用し、残高をチェックします。(現預金レポートの操作方法はこちら)
1-1.同期残高と帳簿残高を確認する
タイムラインはホーム画面から該当の口座名をクリック→「タイムライン」タブを開くと表示できます。
タイムラインでは、左側に同期により取得した明細に記載されている通帳残高(=同期残高)、右側にfreeeに記帳した帳簿上の残高(=登録残高)が表示されています。
この両者にずれが発生した月に、⚠マークが表示されています。
1-2.残高ずれの確認・修正
⚠マークが表示されている月をクリックし、更にズレが発生した日をクリックすると、ズレが発生した明細や仕訳の詳細が表示されます。
表示された明細や仕訳をクリックすると詳細が表示されます。次の項目で残高ずれが発生する主なケースを記載しておりますので、参考にしながら同期残高=登録残高となるように修正しましょう。
2.残高がずれる主な原因
freeeで同期残高と登録残高がずれる場合、主に以下の5つが考えられます
原因①:明細に登録漏れがある
同期していても、取り込まれた明細から記帳していない場合、残高が一致しません。
自動で経理画面に未処理の明細を処理することで解消できます。
原因②:開始残高が正しく登録されていない
freeeの利用初年度の場合は、開始残高(freeeを利用する最初の年度の期首残高)を設定する必要がありますが、開始残高が未設定または間違っていると、残高不一致の原因となります。
その場合は、「設定」→「開始残高の設定」画面から正しい残高に修正を行います。
開始残高の設定についてはこちらをご確認ください。
原因③:仕訳を重複して登録している
同期している場合、手動で口座の仕訳をいれる必要はないのですが、
何らかの原因で自動・手動ダブルで仕訳を入れてしまっているケースもよく見られます。
この場合は手動で登録した仕訳を削除するようにしましょう。
仕訳の削除方法はこちらをご確認ください。
原因④:明細に取得漏れがある
各金融機関では、明細照会期間に上限があり、過去にさかのぼって取得できる明細は数ヶ月〜数年分に限られています。(金融機関によって取得可能期間が異なります)
明細照会期間外の明細は取得できないため、抜けている部分を手動で記帳するか、エクセルインポート等を利用して仕訳を登録します。
原因⑤:明細を無視している
「無視」された明細は「自動で経理」や「明細の一覧」画面から除外されますので、登録されるべき仕訳が登録されず、残高不一致の原因となります。
よくある例として、個人事業主の方でプライベート利用分を記帳せず、明細を無視していることがありますが、この場合は無視を取り消し、事業主貸として記帳し直すことで解消します。
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