はじめに
この記事では、品目タグの機能について説明し、最後に汎用的な品目のテンプレートを提供しています。
品目の用途は補助科目だけではありません。
他の用途を理解し、申告までをイメージして品目の運用を設計していきましょう。
品目と摘要の違い
freeeで品目として記帳された内容は総勘定元帳の摘要欄に反映されますが、通常の会計ソフトの摘要と品目は大きく異なります。
品目はあくまで科目の内訳を管理するものです。品目を摘要同様の細かさで付けていくのはやめましょう。
付けすぎると煩雑になるため、本当に見たい内訳が見づらくなります。明確に内訳管理・分析目的で利用してください。
品目の主要な役割
品目の主要な役割は下記です。
- 補助科目
- 例:預り金勘定に品目”源泉所得税”とつける。
- 別表調整項目として申告freeeに連携する
- 例:交際費勘定に品目”飲食代”とつける。
- PL科目の分析用に
- 例:売上高勘定に品目”店舗売上”、”ネット売上”、”卸売上”とつける
- 家事按分で経費を事業主勘定に按分する(個人事業主)
- 例:地代家賃勘定に品目”オフィス”や”駐車場”とつける。
- 同じ勘定科目の中でも税区分が異なる取引を抽出しやすくする
- 例:交際費に品目”香典”とつける。
品目テンプレート
上記①~⑤の役割に沿って、汎用的な品目テンプレートを用意しました。
顧問先の会計ソフトをfreeeに変更する際、「品目の設定」画面にインポートして利用ください。
インポート方法はこちら
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